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苫米地英人のライトノベル!?『洗脳学園』

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洗脳学園 (スマッシュ文庫)

苫米地英人のライトノベル!?

苫米地英人:“脱洗脳”の認知科学者がラノベ作家デビュー - MANTANWEB(まんたんウェブ)
 元お笑いコンビ「オセロ」の中島知子さんの“脱洗脳”を任されたとされる認知科学者の苫米地英人さんがライトノベル作家としてデビューすることが分かった。苫米地さんは...

ライトノベルというものがあります。元々は小説の一ジャンルだったのですが、拡大していき、各出版社が次々とレーベルを立ち上げているのが現状です。特徴としてはメディアミックスに強く、アニメ化どころか、ソードアートオンラインなどハリウッドで実写化が決定したものもあります。

私自身もラノベが好きで、とあるシリーズやハルヒなどメジャーなものはほとんど読んでいると思います(余談になりますが、最近だと天鏡のアルデラミンが面白かったです)

今回、苫米地さんが書いたラノベというのが気になって購入してみました。

スマッシュ文庫というあまり聞き慣れないレーベルのラノベですが、PHP出版のラノベレーベルです。苫米地さんはPHP出版から本をよく出すので、その繋がりかもしれません。

ラノベに挿絵は付きものですが、この本はJはにわという新人のイラストレーターの方が担当しています。塗りに特徴があり、いわゆる萌え絵というよりはどちらかというと写実的な塗りでラノベには珍しいタイプと思います。

また、ライトノベルにしては挿絵は少なめです。

15Pより ヒロインの蘭童雷華。苫米地さんの美少女化!?

みどころ

私立天童学園に転校してきた主人公が、仲間と協力しながら、学園を支配する生徒会の陰謀と戦うという、ラノベでは王道ストーリーとなっています。苫米地さんはピッツバーグ・フィルムメーカーズで黒沢映画の研究をしていたと言っていましたが、その経験が活かされているのでしょうか?

また、アクションシーンがうまいと思いました。気とはなにか?という、武術の極意がサラッと書いてあったのが印象的です。苫米地さん自身武道の経験があるため、臨場感の高い戦闘シーンになっています。

学内SNSを使った話も面白かったです。SNSに依存している現代人に警鐘を鳴らしているのではないか・・・と深読みすることもできるでしょう。(ヒロインの携帯がblackberryなのも、わかっていると思いました)

また、ヒロインの蘭堂雷華はカーネギーメロン大学から日本にきた、洗脳の専門家、さらに古武術の使い手です。これは苫米地さん本人をモデルにしていることは言うまでもありません。

艦これやFateなど物や人物を美少女にするのはエンターテイメントの世界ではよくある手法ですが…苫米地英人の美少女化というのは革新的過ぎます。これを見るためだけに読む価値はあるでしょう。

洗脳とマインドコントロール

洗脳とマインドコントロールの違いをわかりやすく説明してくれます。これは洗脳に興味をもった人がよく持つ疑問で、『洗脳原論』や他の書籍にも繰り返し書かれています。

しかしそれをさらにかみ砕いた上で、登場人物の会話として書かれているので、さらにわかりやすいです。中学生でも理解できるのではないでしょうか。

あまり詳しく書くとネタバレになるのでやめますが、洗脳とマインドコントロールの違いが物語の重要なポイントになってきます。

まとめ

ストーリー形式で洗脳とマインドコントロールについて学べるし、ストーリー自体もおもしろいのです。苫米地ファンは言うまでもありませんが、苫米地さんの本を読んだことがない人であっても、ライトノベルに馴染みがあればスラスラと読んでしまうのではないでしょうか。

ただし、現在絶版になっており、新品での入手ができないのが残念なところです(私はAmazonのマーケットプレイスで中古本を購入しました)苫米地さんの他の本のように、電子書籍化を希望します。

2018/9/12追記

待望の電子書籍版が発売されました。しかもAmazonUnlimited(読み放題)に対応しています。

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