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30代に向けた苫米地本『30代で思い通りの人生に変える69の方法』

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30代で思い通りの人生に変える69の方法

今回は対象を30代に絞った苫米地さんの本になります。

69の方法とだけあって、30代のための哲学から仕事術、勉強法、モチベーションのつくりかた、お金のつくりかた、結婚and家庭の考え方、悩まない心のつくりかたなど総合的な内容です。これだけあれば、大抵のことには対応できるのではないでしょうか。とても充実した内容だと思います。

苫米地さんの本は別の本を参照にする必要がある本もありますが、本書は単独でも理解できる内容になっています。よって苫米地英人の入門書としても使えます。

苫米地メソッドや考え方以外は、苫米地さん自身が30代のときに何を考えて、どう行動していたのかというような、自伝的な内容が書いてあります。

30代の人はもちろん読むべきだと思いますが、もうすぐ30代になる20代や、40代50代の方でも得るものがあると思います。

なぜ、30代なのか?

今回の本は対象年齢を30代に限定しています。これはなぜでしょうか。

一つは、苫米地さんの読者層は30代にボリュームゾーンがあるのではないか?ということです。

2017/04/21(金)第100回“なまべちでGO!!” タイムテーブルと感想
第100回“なまべちでGO!!” タイムテーブルと感想です。今回で100回ということで。視聴者の年齢や男女比のアンケートがありました。

第100回の苫米地さんのニコ生アンケートでは、年齢別視聴者は30代が36.7%と4割近くを占めています。その後に40代、20代が続きます。

ニコニコ動画も去年10周年を迎え、ユーザーが高齢化しているのではないか?と言われることがあります。確かに、カドガワの決算資料を見ると、10代のユーザーは12%しかいないので減ったのと言えます。しかし、依然として20代が40%とボリュームゾーンを占めており、ついで30代、40代となっています。ニコニコ全体のユーザーを比べると、苫米地さんのニコ生の視聴者は年齢層が高く、特に30代が顕著と言えます。ニコ生の視聴者と本の読者はそれなりに被っているのではないでしょうか。よって30代に向けて本を出すのは商業的に理にかなっていると思います。

二つ目の理由は本書の中で書いてある『20代と30代では脳が違う』ということ。具体的にどう違うのかは本書に書いてありませんでした。しかし、サイクルが違うので、30代は「人生を思い通りに変えられる」し、変えるのはそれなりに経験もあって頭も働く30代が一番適していると言います。

出世or独立

新卒で会社に入ったとすると、30代は10年目ということになります。一通り仕事を経験して、多くの知識も得ていることでしょう。そんなときには大きな仕事を任せられるチャンスだと苫米地さんは言います。苫米地さん自身も三菱地所の社員だったころ、ロックフェラーセンターの買収という大きな仕事を任せられたそうです。

会社の社長などの経営側に立ちたいのであれば、30代が勝負のときで、その結果しだいで40代50代の出世が決まることが多いと言います。

本書で具体例として出されているのが、内閣総理大臣です。総理や大臣になりたいのであれば、30代の内に国会議員に初当選する必要があります。党の中で上り詰めるには当選回数がモノを言うからです。30代で初当選して、その後も生き残っていけば、党内での立場も上がっていく可能性が高く、結果として総理や大臣のポストに就ける可能性も高くなります。

では若くして社長や経営側になりたい場合は?苫米地さんは起業することを薦めています。本書の終章には21世紀の成功の形というタイトルが付けられていて、ビジネスで成功したいのなら起業以外にないと言い切ります。本当にやりたいことをやることがビジネスで成功する秘訣だと言います。

大きな企業であるほど、ライバルが増えるので、出世できる可能性は低くなります。逆に社長になりたい!と思うほどのめり込める仕事で無いのならば、モチベーションが足りないということになります。

だから起業したほうが良いと苫米地さんは言うのだと思います。

30代で自分の仕事が好きで無い場合は?

今までは充実した20代を過ごしてきた人の話でした。では、20代があまり充実してなかった場合はどうすればよいのでしょうか。例えば、30代で現在の仕事が全く自分に合ってないと感じる場合です。経営学者のドラッカーは『非営利組織の経営』の中で以下のように言っています。

最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事につく確率は高くない。しかも、得るべきところを知り、自分に向いた仕事に移れるようになるには数年を要する。

ましてや、現在の日本では新卒採用が一般的です。最近改善されてきているとはいえ、最初に入った会社がブラック企業だった・・・なんてこともあり得るわけです。

苫米地さんはシンプルに「20代に戻りなさい」と言います。もちろん物理的に戻ることはできないですが、20代に戻った気持ちで新しい仕事を決めるべきだというのです。急がば回れということです。これは『間違えてやり直す』というネガティブな方向ではなく、現在の自分よりもっと良くなるのだと考えることをすすめています。

コップに水が半分あると考えるのはNG

コップに水が半分入っているときに、”半分しかない”ではなく”半分もある”と考えるようにしましょう・・・というのがポジティブ思考の例としてよく使われます。

しかし、苫米地さんはこれを言う人は偽コーチだと言います。本当のコーチであれば、水が入っている段階でハッピーだと言うはずだと。喉が渇いているのであれば、少ししか水が無くてもハッピーなはずで、具体的に半分などの基準があるわけではないのです。このようなネガティブな基準を設けてしまった時点で、ポジティブ思考として失格だと言うのです。

ポジティブ思考の例として、コップの話はよく聞くので、苫米地さんが否定したのには驚きました。

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