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習慣…アティテュードの力!?『いい習慣が脳を変える』

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いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!

”習慣は第二の天性である”というのは古代ローマの哲学者・政治家であるキケロの言葉です。古代ローマの時代から習慣の重要なことが変わりありません。

現代でも、自己啓発本には習慣に関するものが多くあります。〇〇の習慣とうありきたりものから、有名な『7つの習慣-成功には原則があった!』など。あなたも本屋やAmazonで見かけたことがあるでしょう。

本書『いい習慣が脳を変える』は苫米地さんが習慣について書いたものです。

習慣が重要なのは当然として、習慣の定義から始まり、機能脳科学やコーチングなど苫米地さん独自の理論まで内容は多岐に渡ります。ある意味、苫米地さんの集大成と言えるでしょう。

ハビット(habit)とアティテュード(attitude)

苫米地さんの本に多いのが、言葉の定義から始まるものです。

言葉そのものに意味は無く、使う人や受け取る人によって言葉の意味が変わってくることを考えれば、苫米地さんのこの方法はとても理にかなっているでしょう。

本書も例外ではなく、習慣の定義から入ります。習慣とは何でしょうか?

英語で習慣といった場合、ハビット(habit)とアティテュード(attitude)という2つの単語が該当します。これらを混同する人が多いと苫米地さんは言います。

ハビットは、無意識の癖を含む行動性向を指します。たとえば、毎朝歯を磨く、顔を洗うというようなこと。たいていそれらは「習慣」と訳されます。

一方のアティテュードは、「物事に対する考え方」を意味します。

ハビットもアティテュードも本質的には同じような意味を指しますが、必ずしもこの二つが、いつも合致するとは限りません。 No.104

ハビット(habit)とアティテュード(attitude)は似ているが、異なるというのです。

一般的に重要視されているのはハビットの方だと思います。

例えば、7つの習慣も原書では『Seven Habits of Highly Effective People, Miniature Edition』とうようにハビットを採用しています。

しかし苫米地さんはアティテュードのほうが重要だといいます。アティテュードからハビットが作られる場合が多いからです。思考が行動に影響を与えるのは想像がつくでしょう。

いい習慣とは?

本書のタイトルにもなっていますが、いい習慣の定義に苫米地さんはかなり慎重です。

「いい習慣」とは漠然としていて、時に危ない言葉でもあります。

「いい」とは誰にとっって「いい」なのでしょうか。

それぞれの人の置かれている立場によってそれは変わるはずです。ある人にとっては「いい習慣」が、別の人には「悪い習慣」だということが往々にしてあります。

たとえば親が「毎日部屋をきれいに片付ける習慣をつけなさい」と、チェックする。しかし、子どもは、本が積み上がっていたり、自分の生活したい程度の煩雑な空間が一番能力を発揮できるとしたら、親がいい習慣だと決めつけて、子どもに押し付けたものは、子どもにとっては悪い習慣でしかないのです。

何が「いい」か「悪い」かは、つきつめると定義できないのです。 No.179

「いい習慣」とはその人の能力を発揮できたり、本人のゴールと一致しているもの。したがって、万人に「いい」習慣は存在しないと苫米地さんはいうのです。本書で紹介している習慣も、苫米地さんが「いい」と判断しているに過ぎません。

『いい習慣が脳を変える』というタイトルの本で、この主張をするのは…かなり挑戦的だと思います。

知識を付けるためには読書

本書では習慣=アティテュードを変える方法がいつくか紹介されていますが、苫米地さんが本書で繰り返しススメているのが知識をつけることです。

大量の知識を得ることで、アティテュードが変わるといいます。例えば、人工甘味料の入ったジュースはカロリーが無いが痩せないということを知った場合、いつもの甘いドリンクから炭酸水に変えることもあるでしょう。

具体的には読書が効果的とのこと。ただし、自分の関心のある分野の本だけ読むのではなく、書店の売上げランキングトップ100を読むべきだといいます。

世間で関心を集めている知識が、満遍なく得られるからです。また自分で選んだわけではないので、知識が偏ることも防げます。

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