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金持ちになるには?『 苫米地英人の金持ち脳~捨てることから幸せは始まる~』

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苫米地英人の金持ち脳  ~捨てることから幸せは始まる~

金持ちになるにはどうすればいいか?という疑問に苫米地さんが答える本です。

以前にレビューした『Dr.苫米地式資産運用法なら誰も絶対にrichになれる』は起業をして金持ちになる方法を提唱していましたが、本書はもっと身近な問題を扱っています。また方法論よりは考えかたやマインドといったものに焦点を当てています。

金持ちとは?

金持ちになりたいという願望は、程度の差はあっても多くの人が持っていると思います。

しかし、金持ちというのは明確に定義されていません。

現金や株、不動産などの資産を1億円持っていると金持ちだと思う人もいますし、年収1億円が金持ちだという人もいます。つまり主観によって決まるのです。

苫米地さんはまずここを明確にします。金持ちは資産の有無で定義することができないというのです。

例えば年収が一千万円だったとします。日本人の平均年収から考えると金持ちだと思えます。しかし、浪費家で年間一千万円以上つかっていてはトータルではマイナスです。これでは金持ちとは言えないでしょう。

収入が増えたからといって、それに応じて生活のレベルを上げるなどして支出を増やす、これは貧乏。逆に収入が少なくても支出がそれ以下であれば金持ちであると苫米地さんはいいます。

極端なことを言えば、年収100万円でも年間支出が90万円ならば金持ち・・・私としてはこれに納得できない部分があります。収入もそうですが、年間90万しか消費をしていないのに、金持ちといえるでしょうか?

とはいえ、苫米地さんが言いたいのはそういうことではなく、金持ちかどうかは相対的な問題であるということだと思います。

貧乏になるのを避ける

本書には『捨てることから幸せは始まる』というサブタイトルがついています。こうすれば金持ちになれる・・・ということも苫米地さんは書いているのですが、どちらかと貧乏になるのを避ける=貧乏脳を防ぐというのが本書のメインです。これは非常に現実的だと思いました。

収入を増やすのは不確定ですが、支出を減らすのは確実だからです。収入を増やすよりは支出を減らすことのほうが自分でコントロールできるともいえます。

収入を増やす手段としては、仕事で出世する、起業する、投資などが考えられます。しかしこれらは不確実性が高いのです。

仕事で有能であっても会社がきちんと評価されなくては給料に反映されません。起業するにしても成功するかはわかりません。投資についても確実に儲かる方法はありません。

貧乏脳を防ぐための方法を苫米地さんはいくつかあげています。

自我をコントロールする

貧乏脳の人は収入と支出のコントロールができてないのが原因です。逆にいうなら自我をコントロールすることが貧乏脳を避けるカギでもあります。

そのためには、買い物をする前に自問自答をすることが効果的だと苫米地さんはいいます。セルフトークの応用でしょうか。

例えばテレビを買おうと思って家電量販店に行ったり、ネット通販サイトを見ているときに、『本当に必要か?』と自分に問いかけるのです。これによって衝動買いをある程度は抑えられると思います。

買い物に機能”以外”を求めない

自我をコントロールすることにも繋がりますが、モノを買う前に、付いている値段がどうしてついているかを考えることです。つまり、その機能だからから値段がついているのか、装飾やブランドだからついているのかを見極めるべきだというのです。

例えば時計であれば、時間を確認するのが機能で、その他に見やすいこと、壊れないこと、付け心地などにお金を使うのは問題ないというのです。

しかし時計がどこのブランドで装飾に何を使っているかということを基準に選ぶとお金を無駄に使うことになります。

機能とブランドや装飾を分けて考えるというのは良いアイデアだと思います。

テレビを見ない

本書に限らす、苫米地さんが常にいっているのは、テレビを見るな!ということ。テレビには多くのコマーシャルが含まれていて、常に視聴者を消費させようとしているからです。また演出によって情動を操りやすい仕組みになっているという問題もあります。

苫米地さんは本を読むことをすすめています。本は広告代理店が関わらないため、テレビのように消費喚起に繋がりにくいというのです。

苫米地さん自身が本を出版しているから、ポジショントークに聞こえなくもないですが、苫米地さんは自身がテレビにも出演して、その上で見るなといっているので、それなりに説得力はあります。

金持ちになるには?

貧乏にならないことが本書のメインですが、金持ちになる方法も本書では書いています。苫米地さんは好きなことをやれと繰り返し言っています。具体的には趣味を極めろというもの。

資本主義では付加価値を生み出すことが金持ちになる正攻法です。趣味を極めることで付加価値を生み出すことができるというのです。

例えばマンガを読むのが趣味だとします。これだけではただ消費しているだけです。しかし、自分でマンガを書くとか、マンガの評論をするところまで極めれば生産しているといえます。つまり自分の趣味を他人のために生かすことが必要なのです。

これは苫米地さんだけでなく、有名なライターのヨッピー氏もインタビューの中で『生産する趣味を持つべきだ』とほぼ同じことをいっています。

ライターのヨッピーさんに「会社員やりながら“生産する趣味”を持つのが最強」という話を聞いてきた
「いつでも辞めたるわ!」って言えるようにね。

まとめ

本書の内容を要約すると、収入と支出のバランスをとりつつ、趣味を極めてお金を稼ぐということになります。

収入と支出のバランスをとるための方法論が本書の中心です。趣味を極める方法については、ゴールを設定してエフィカシーをあげるなどのコーチングが役に立つと苫米地さんはいいます。

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