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人を動かす「超」話し方トレーニング

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人を動かす [超] 話し方トレーニング【サブリミナルCD付き】 劇的な成果が手に入る驚異の会話術

苫米地さんによる話し方の本です。

話し方というと、スピーチであったり、雑談であったり、幅広いものが当てはまりますが、本書ではすべての話し方を取り上げています。

苫米地さんがなぜ話し方の本を書くのでしょうか?

例えばディベートは直接話し方に関係してきます。

また、脳や宗教なども基本的に言葉を使って行います。他人を洗脳もしくは脱洗脳するには言葉をどう操るかは必須でしょう。コンピューターサイエンスについても、JavaやPythonなどのプログラミング”言語”を使ってコンピューターとコミュニケーションを取るといえます。

つまり苫米地さんの専門分野に共通するのは、言葉でコミュニケーションを行うということ。苫米地さんがよくいう”抽象度を上げた”結果、話し方に行き着くわけです。

話し上手とは?

本書を手に取るのは、話し方がうまくなりたいという願望があるからでしょう。まずは上手な話し方とはどういう話し方なのか?を定義する必要があります。

流暢にしゃべる人が「話し上手」で、朴訥としゃべる人は「話し下手」なのでしょうか。おもしろい話をする人が「話し上手」で、退屈な話をする人が「話し下手」なのでしょうか。わかりやすい話をする人が「話し上手」で、何回な話しをする人が「話し下手」なのでしょうか。

こんなふうに挙げていくと、実は「話し上手」を定義するのは非常に難しいことがわかります。なぜ難しいかと言うと、話しをする目的が人によってそれぞれ違うからです。

(中略)

それは、「話す目的を達成できる話し方」が「いい話し方」であり、それができる人が「話し上手」だということです。 438~448

本来は話をするからには、何らかの目的があって行うはずです。

道を尋ねるのであれば道を教えてもらうのが目的ですし、営業であれば売るのが目的でしょう。

では雑談は?話の内容が適当であっても、雑談を通して親睦を深めるという目的があります。

私たちは目的意識を持たず、無意識に話をしてると苫米地さんはいうのです。

そして話し方には大きく分けて2つの話し方があり、論理的な話し方と情動(感情)的な話し方があるといいます。

論理的な話し方

論理的な話し方の具体的は方法はトゥールミンロジックというツールを活用することです。これについては以下の記事に詳しく書いたので参考にしてください。

あなたを論理的にするトゥールミンロジック『ディベートで超論理思考を手に入れる 超人脳の作り方』
ディベートで超論理思考を手に入れる 超人脳の作り方の内容 苫米地さんは、上智大学の学生時代、競技ディベートで活躍したそうです。その経験や知識を元にディベートを解説するのが本書の内容です。 もっと単純にいうと、どうやって考えてどの...

 

公の場では論理的な話し方が正しい

ビジネスや政治など公の場では論理的な話し方だけが正しいと苫米地さんはいいます。

担当者が感動的な話をしたからといって取引先を決めて良いのでしょうか?感動するスピーチをした政治家に投票するのはどうでしょう?このあたりは異論があります。

しかし、感動的なCMを流したメーカーの商品を買うべきか?というと明らかにおかしいでしょう。CMが感動的であることと、商品の良し悪しは関係がないからです。

ビジネスや政治などで情動的な話し方を優先すると、一方に不利になってしまい、公平性に欠けるのです。

論理的な話し方の問題点

論理的な話し方が正しいとしても、万能ではありません。人間は感情の生き物だからです。

会社で正論を言っても、評価されるとは限らないでしょう。むしろ面倒くさい奴だと思われて出世できない場合もあります。

そこで必要となってくるのが情動的な話し方です。

情動的(感情的)な話し方

情動的な話し方と聞いてしっくりこなければ、感情に訴える話し方と言い換えてもよいでしょう。苫米地さんは公の場では論理的な話し方が正しく、情動的な話し方は緊急避難的に使うべきだといいます。

しかし、実際のビジネスでは情動的な話し方ができたほうが有利なのは間違いありません。顧客や上司、同僚など多くの人が論理よりも感情を優先しているからです。

論理的な判断ができる人を増やしていくことは重要です。苫米地さんもそのために活動してる側面もあります。とはいえ今すぐには難しいでしょう。とりあえず個人として情動的な話し方をマスターすることができれば有利になります。

言葉そのものに意味はない

英語学習で苫米地さんがよく言っているのが言葉そのものに意味がないこと。だから英単語の意味丸暗記しても効果は薄いといいます。

例えばアップル。iPhoneを製造しているメーカーを指すのか、リンゴを表しているかは言葉を使っている人の話の内容によります。

つまり言葉に固定された意味は無く、状況や文脈によって、言葉の意味が変わってくるのです。これは日本語にも言えることです。重要なのは場所や相手によって効果的な話し方は違うということ。話す相手の年齢、職業、性別などによって話す内容や話し方をかえるべきだというのです。

相手が興味のある話をする

具体的は方法として雑談があります。その方法論を『相手のゴールに一致した話し方をする』と苫米地さんは表現しています。

興味を持つ対象は人によって違います。いきなり自分の目的の話をするのではなく、話す相手の興味のある話題を話せば、警戒心を持たれず、仲良くなることができます。

まずは雑談で相手の興味を探り、相手が興味のある話をして信頼を得てから自分の目的の話題に持っていくわけです。本書では具体例として自動車営業の場合が挙げられています。

以下は電子書籍版です。

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