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問いかける苫米地本『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』

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「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

「頭のゴミ」を捨てることをテーマにした苫米地さんの本です。「頭のゴミ」?と疑問に思うかもしれませんが、内容は他のコーチング本と変わりません。ゴールを設定して、抽象度を上げて・・・のような感じです。

しかしその表現のしかたは違っています。苫米地さんがひたすら読者に問いかける形になっているのです。

コーチングを完全に理解した人には不要かもしれませんが、正直ピンと来なかった人、別角度から見てより理解を深めたい人には向いていると思います。

「頭のゴミ」とは?

まず最初に頭のゴミを定義する必要があります。頭のゴミとは何でしょう?それを苫米地さんは『ゴールに関係ないもの』だと言います。(ゴールに関係ない)感情や自分の認識ということ。具体的には以下のようなものです。

  • 他人からの評価
  • これまでの自分
  • マイナスの自己イメージ
  • 我慢
  • 自分中心
  • 恐怖

これらを捨てることによって、クリアな頭で生きていくための方法論が中心になります。

成功する要因を目指す前に、失敗する要因を特定して消していくというのが、本書のスタイルになります。

やりたいことを見つけるには?

have toではなくwant toつまり、「やらなくてはならない」ではなく「やりたい」ことをやるべきだというのは、苫米地さんが繰り返していることです。

そうは言っても、やりたいことがわからないという人はどうすればよいのでしょうか。『自分がなにをすれば他人が喜ぶだろう?』という視点で考えろと苫米地さんはいいます。これがやりたいことを見つける近道であると。

頭のゴミのリストには『自分中心』も入っています。自分の利益”だけ”を考えているのも頭のゴミであると言うのです。

最初は自分の利益だけでもいいが、そこから抽象度を上げてゴールは他の人にも利益になることである必要があるともいいます。

幸福をゴールにしてはいけない!?

ゴールに関係ないものはゴミであるという思想を本書では徹底されています。例えば幸せ、楽しい、嬉しいなどとポジティブな感情も、条件しだいではゴミになってしまうと釘を刺します。

これらの感情は何かしらの良い出来事が起こった結果としてわき出てくるものです。逆に言うと、悪い出来事が起きたら消えてしまうものであるとも言えます。そのような一時的なものをゴールにしてはいけないと苫米地さんは言います。もちろん、ゴールに近づいたときにポジティブな感情を抱くことは否定していません。しかしそれは副産物であって、前に進むために利用すればいいというのです。

問いかける苫米地英人

”頭がモヤモヤしているあなたに向かって恐縮ですが、本論に入る前に、ここで次の質問の答えを考えてみてください”2ページ

”「それいいなあ、オレも会社で歯磨きしてみよっかな」と思いましたか?”15ページ

”「頭をクリアにしたいなあ」とこの本を読んでいる「自分」とは誰でしょうか?私たちは「自分」をどのように説明できるのでしょうか?”45ページ

”もう一度お聞きします。あなたの「欲しいもの」「理想象」はどんなものですか。本音で答えてください。”64ページ

本書で印象に残ったのは、読者に対する問いかけが多く感じた点です。ところどころで苫米地さんが読者に対して問いかけをしています。

この問いかけは、苫米地さんからされているものですが、実際には読者が自分に対しておこなうものでしょう。本を読んでいる途中でも、一度考えてみることができるのです。意識的ではなくても無意識に(どうだろう?)と考えているかもしれません。

自分で自分をカウンセリングしているような感じです。これは頭のゴミを捨てるためには大変役に立つスタイルだと思いました。

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