スポンサーリンク

40歳向けの苫米地本!?『40歳から「差がつく」生き方』

スポンサーリンク

40歳から「差がつく」生き方

以前に30代向けの苫米地さんの本である、『30代で思い通りの人生に変える69の方法』をレビューしました。

30代に向けた苫米地本『30代で思い通りの人生に変える69の方法』
『30代で思い通りの人生に変える69の方法』のレビューと感想です。 30代で苫米地英人に興味がある人はうってつけの内容です。一冊でかなり多くの範囲をカバーしているので、苫米地英人の入門書にもよいです。30代以外の年齢層でも役に立つと思います。

今回は40代向けになります。ニコ生の視聴者層と同じで、本の読者も30代に次いで40代が多いのでしょうか。

30代本との違いですが、30代は出世or独立などキャリアの上で悩むことを書いていますが、40代については悩まずノット・ノーマルに生きろ!、奴隷をやめて自分の人生は自分でコントロールしろという内容です。

とはいえ、その根本にあるコーチングの考え方は共通しているので、被る部分も出てきます。

40歳まではお勉強!?

一番衝撃的だったのが、40歳までは勉強期間で、本格的に働き出すのが40代以降だと言っていることです。高校卒業時であれば10代後半、大学卒業で20代、院まで進んだとしてもせいぜい30代で働き出すのではないでしょうか。

これは情報量の増えた現代では通用しないと苫米地さんは言います。学者の世界では40代で教授になりますが、実業界でもまったく同じだというのです。

これは経営者に限ったことでは無くて、一般社員であっても例外ではありません。例えばコンビニのバイトであっても、接客や品だしだけが仕事ではなく、扱う商品や店のシステムなどが複雑になっており、覚えることが膨大な量になっています。

また経営者であれば、抽象的な知識だけでなく現場の細かい実務も知っている必要があるそうです。これが昔はMBAがもてはやされたが、現代ではMBAを持っているだけでは評価に繋がらない理由だと言うのです。実際にシリコンバレーの創業者は創業時、商品の開発から営業まで自分たちで行っているケースが多いです。

具体的にはAppleの故スティーブジョブズ、テスラやスペースXのイーロンマスクなどがいます。現場を知らないMBAの知識だけでは彼らに太刀打ちできません。

苫米地さんは抽象度をあげることの重要性を説いていますが、本書では抽象度の高い情報だけでなく、現場の具体的な実務も知らなくては抽象度の高い判断ができないといっているのは特筆にa値すると思います。

苫米地英人が各国要人と会える理由

苫米地さんの交友関係の広さはいつも驚かされます。ルータイスの弟子であったり、元国家元首、米軍関係者など。もともと知り合いだったり、家族ぐるみで付き合っているケースもありますが、それにしても幅広いし相手の地位も高かったりします。

その理由は自身が「ノット・ノーマル」だからと苫米地さんは言います。

ルー・タイスは私を紹介するときに、「こいつは、ノット・ノーマルな奴だ」と言った。

(中略)

この言葉が、実は、褒め言葉だということがわかるまでにずいぶんと時間がかかった。彼にとって最高の褒め言葉だったようだ。

世界最高のコーチだからできることだと思うが、よその国の国家元首に「ノット・ノーマル」な人間を彼は嬉しそうに紹介した。大統領のほうも、非常にありがたそうにこちらを見ていて、ものすごく喜んでいた。

不思議に思えるかもしれないが、これが世界のトップクラスの人間の思考法というものである。

ノーマルな人間なんて、大統領のまわりにはいくらでもいる。それこそ、ハーバード・ビジネススクール出身のノーマルな人間をスタッフにたくさん抱えている。忙しい大統領が、ノーマルな人間なんかにわざわざ会いに来たりしない。ノット・ノーマルな人間だから、「会ってみたい」と思って時間をつくるのだ。 66~68ページより

普通でないから希少価値がある。これは日本でも例外ではなくて、社会を動かしている年配の人に頼もしく感じてもらって重宝されるには、ノット・ノーマルの必要があるというのです。

逆に20代の若者からは怪しいと思われるくらいが丁度良いと言い切ります。

苫米地さんの第一印象は、だいたい怪しいか胡散臭いのどちらかだと思いますが、それで良いと言うのです。・・・いや、さすがにこれはポジショントークかもしれません。

ノット・ノーマルを目指すべき?

40代になったら、苫米地さんのようなノット・ノーマルを目指すべきだ!!・・・というのが本書の趣旨と言えるのでしょうか。

そのためのアドバイスはそこそこ実践的だと思います。

例えば、出世を目指すなと言います。出世を目標とするのは奴隷マインドだと言うのです。

私は奴隷マインドというのは言い過ぎだと思います。しかし出世を目指すがゆえに大切なものを見失ってしまう可能性はあるでしょう。

そのために2つか3つかの収入源を確保しておけと言います。そうすることでリストラの恐怖に怯えることなく、会社の中でノット・ノーマルでいられるというのです。

また(苫米地さんのようになれと言われても・・・)と途方に暮れてしまう人に対しては、すべての分野でノット・ノーマルになる必要はなく、2つか3つの分野でノット・ノーマルを目指せば良いと苫米地さんは言います。

40代で家族もいるので、仕事でノット・ノーマルはちょっと・・・というのであれば趣味の分野で目指してもいい。

逆に仕事は破天荒でも家の中では良い父親であったりしてもいいわけです。これはコーチングのゴールが複数必要であるのと共通します。

この辺りは(苫米地さんの他書と比べると)そこそこ現実的なことを言っているのも本書の特徴と言えます。これは本書が40代の人に相応しい理由の1つです。

コメント