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メンタリズムVS苫米地英人!?『DaiGoメンタリズムvs.Dr.苫米地”脱洗脳” すべての「超能力」は再現できる!?』

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DaiGoメンタリズムvs.Dr.苫米地"脱洗脳" すべての「超能力」は再現できる!?

メンタリストのDaiGo氏と苫米地さんの対談本になります。DaiGo氏は数年前までテレビで活躍されていましたが、現在は本の執筆や講演、ビジネスなどをしてるようです。

メンタリズムとは心理学や錯覚などを応用したマジックです。具体的にはフォークを曲げるパフォーマンスがあります。本書でも苫米地さんの前でDaiGo氏がフォーク曲げを披露しています。

・・・正直にいって非常に怪しいですが、怪しさにかけては苫米地さんも負けていません。しかも催眠や超能力が対談のテーマ。これで気にならないわけがありません。

洗脳とマインドコントロールの違い

洗脳とマインドコントロールの違いについて、はじめに苫米地さんが説明しています。

マインドコントロールは元々アメリカでは良い意味で使われていたそうです。実際に苫米地さんもコーチングをマインドコントロールの一種というように、良い意味で使うことがあります。それが悪い意味になったのは、統一教会信者の脱会カウンセリングです。

洗脳は朝鮮戦争で中国が米軍捕虜に対して行ったもの。洗脳という言葉自体中国語が元になっています

新興宗教で行われていたマインドコントロールに対して、洗脳は軍事技術なわけです。

苫米地さん自身は、カーネギーメロン大学時代に軍事関係の研究をしている仲間から知識を得て、論文や国際学会などを通じて技術を学んだといいます。

また、本書の最後には苫米地さんが1998年にネットに上げた洗脳の定義が載っています。(ブログにリンクがあると書いてありましたが、見つかりませんでした)

洗脳とメンタリズムの関係

洗脳とメンタリズムはどのように関わってくるのでしょうか。

苫米地さんは洗脳をするための手段の一つとしてメンタリズムがあるといいます。メンタリズムだけではなくて、催眠や占いも洗脳に使えるそうです。

あらゆる手段を使って変性意識(日常的な意識ではない特殊な状態の意識。潜在意識、トランス状態)を作ることが洗脳に必要なのです。

DaiGo氏も洗脳の課程と自身が行っているメンタリズムの課程は同じだといいます。

具体的には相手とラポール(信頼関係)を作ることや、催眠におけるトランストーク(高い声と低い声を同時に出すことによって変性意識に働きかける技術)があげられています。

NLPと苫米地英人

NLP(神経言語プログラミング)というものがあります。これは心理療法や能力開発の技法で、簡単に言えば心理学をベースにした自己啓発と言えます。米軍のPTSD治療として使用されるいっぽうで、効果を実証するデータがなく批判されることも多いです。

このNLPについては、苫米地さんのメソッドと似ているものがあり、苫米地さん自身のNLPについての見解を対談で話していました。少し長くなりますが、重要なので以下に引用します。

DaiGO ちなみに、NLPはどうなんでしょうか。

苫米地 今言っているNLPの人たちは、パンドラーとかグリンダーの時代から言うと、あんなものはNLPじゃないと言われると思う。

DaiGo  資格ビジネスになってしまったような見え方がします。

苫米地 NLPがどうやってできたかを言うと、70年第、ジョン・グリンダーがCIAから予算をもらって、無意識の研究をしてた。ジョン・グリンダーとその大学院生の弟子ナンバーワンのリチャード・パンドラーの2人が、夏休みにミルトン・エリクソンのところに行って作り上げたシステム、もう彼らはおしいちゃんでしょう。

NLPという言葉は、リチャード・パンドラーが登録商標を持っているらしい。だから本当はNLPと言っちゃいけないんだ。彼自身はもうNLPはやっていない。そして彼らの仲間で、NLPのコミュニティーをどんどんつくっていって。あるとき、アメリカでライセンスビジネスになった。それが90年代。

日本だって臨床心理士になるのには少なくとも2~3年はかかると思うけど、アメリカは臨床心理士は課程以外にインターン1200時間というルールがある。1200時間のインターンって、何年だ。1200時間のインターンをやって初めて取れる資格だから、日本で言うと、医師と同じくらい格好高いレベルの資格なんだ。資格を取るのに短くたって4~5年、5~10年かかるわけだ。4年じゃ無理だね。大学から入れたら最低でも6~7年かかるわけだ。それを同じことをやれる資格を3日であげますというのが当時はやったNLPビジネスなんだ。

DaiGo むちゃくちゃですね。

苫米地 3日で資格もらえちゃうんだから。

DaiGo NLPはカルトなんですか。

苫米地 だって、精神科医の仕事と同じ事が、例えば「苫米地ワークスに来たら3日で資格をあげます」なんて言ったらカルトだと言われるよ。うちは2年とか3年、最低でもかかる

                                              208~210ページ

苫米地さんもDaiGo氏もNLPについては否定的です。実証データがないからというよりは、実技が不足しているのが理由だといいます。

ただし、ミルトン・エリクソンやノーム・チョムスキーなどの影響から、苫米地さんのメソッドとの類似性については否定していません。

付属のDVDについて

本書にはDVDが付属しています。本書の対談はところどころ省略されていますが、DVDではノーカットです。ただし、苫米地さんが固有名詞を言った部分には”ピー音”でわからないようになっています。

苫米地英人 DaiGo 対談

見どころとしては、DaiGo氏が苫米地さんの前でフォーク曲げのパフォーマンスを行うところ。苫米地さんがフォークの先を持って、DaiGo氏がフォークを曲げます。苫米地さんは『すごい、すごい』と言っていますが、あまり驚いているようには見えません。・・・というか興味が無さそうに見えます。

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